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ゆるーく書いてるブログです。

デザイナー必見!大手コンビニから見るかっこいいデザインが良いデザインではない3つの理由とは?

実は先日とあるコンビニでコーヒーを買った際に、デザイナーにとって目を疑う光景を目にしました。

ちょうどその写真があったので。

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表記と実際のサイズの認識違い



まず、レギュラーって小なの!?w



 

店員さんに「普通のサイズ下さい」と言ったら



店「小さいサイズですね?」



 

と返答された理由はこれだったんです。

 



ここのコンビニではレギュラーは小さいサイズ。

 



「L」「R」はLeft、Rightと見る人も多いそうです。

 



そして、先日この記事を読み、目を疑いました。

 



http://news.ameba.jp/20140709-654/



 

同じコンビニなのに、レギュラーが「小さいサイズ」「普通のサイズ」と表記が違う!?



 

店舗によって表記ルールは変わるらしく、すごくわかりづらいです。

 




デザインが統一されすぎているため、違いを認識しづらい



記事にもある通り、UXが悪過ぎる。

たまに友人が「R」と「L」を間違えて押してしまいます。
 
ラージサイズに間違えた場合は溢れ、レギュラーサイズに間違えた場合は少なく入れてしまいます。

 



またラージを頼んだのに、レギュラーを押してしまった場合、追加はNGとのこと。。。

 



ホットとアイスの違いもわかりづらく、「これで良いんだよね?」と周りに確認してしまいます




 

日本語を付け足してデザインを崩さなけらばいけない



最終的にはここにたどり着きます。

 



日本語でフリガナをふる。

 



ベストプラクティス。

 

笑

この機器をデザインした人は、ただ、かっこよさのクォリティのみを意識したUIデザイナーでしょう。

 



いや、デザイナーではなく、アーティストです。



 

デザイナーはユーザファーストでUIをデザインします。



 

アーティストはユーザではなく自分自身のセンスを表現するものだと考えています。

 



この機器をデザインした人はアーティストなのです。

 



結果的に、この機器はユーザが使うものなため、実際には使いづらく、このように日本語で補足をつけなければ使い物にならないデザインになってしまいました。



 

フラットデザインとかはこれに似ている気がします。



 

フラットや、アイコン重視型デザインをしてしまうと、結局のところ、ユーザのメンタルモデルに支障がでるデザインとなってしまいます。

 



きちんと、ユーザにとって理解しやすいデザインとなっているか

コーヒーを購入して、自分で入れ、飲むまでのストーリーを描けているのかが大切です。